site_title

スポーツマット・エバーマット・ボルダリングマット専門店

BOLDER COLUMNボルダーコラム

ボルダー ホーム > ボルダーコラム > 体操マットのウレタンの種類や選び方を解説!折りたたみタイプはある?

体操マットのウレタンの種類や選び方を解説!折りたたみタイプはある?

体操マットを選ぶ際、ウレタンの種類や適切なカバーを選ぶことは重要です。
ウレタンの種類やサイズ、カバーの違いが、使用感や耐久性に大きな影響を与えます。
この記事では、ウレタンの種類や選び方について解説し、体操マットの購入を検討されている方に、選び方のポイントをお伝えします。

体操マットに使われるウレタンの種類


体操マットには、ソフト、ミディアム、ハードの3種類のウレタンが使われています。
それぞれの特徴や適した用途について、ご紹介します。

ソフトウレタン

体操マットに使われるウレタンの中で、価格が一番安いです。

素材は軟らかいため、着地時の衝撃を和らげたい方はおすすめです。
[密度] 16kg/m3 [硬さ] 88.2±19.6N

ミディアムウレタン

体操教室やボルダリングジムで、一般的に用いられているウレタンです。
着地の衝撃も適度に吸収し、丁度良い硬さです。
価格を抑えながらも、ウレタンの耐久性などの品質を求める方におすすめです。
[密度] 20kg/m3 [硬さ] 117.6±19.6N

ハードウレタン

硬めで底付き感や沈み込みが少ないため、マット上の歩きやすさを求める方におすすめです。
[密度] 25kg/m3 [硬さ] 156.8±19.6N

体操マットの中身を選ぶ時には、希望の硬さ、ご予算に応じて選びましょう。

サンプルをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

体操マットのウレタンのサイズ


体操マットに用いられるウレタンの規格サイズは、以下の通りです。

ソフトウレタン
・1000×2000mm
・1200×2000mm
・1500×2000mm
・2000×3000mm

ミディアムウレタン
・1000×2000mm

ハードウレタン
・1000×2000mm

ウレタンの厚みについては、厚み5mm~700mmまで作成可能です。

ウレタンの規格サイズ以外でも作成することはできます。

部屋の広さに合わせた、特注サイズをオーダーメイドで作成いたします。

こちらは、特注サイズでソフトウレタンを300×1000×3300mm×2個作成し、IC様(静岡県静岡市)に納品した事例です。

 

体操マットのウレタンを覆うカバーについて


体操マットのカバーには、屋内用と屋外用の2種類あります。
形は1枚物・2つ・3つ折り・特殊形状の3種類、他に抗菌・抗ウイルス性生地を使用したカバーがあります。
ここでは、体操マットのウレタンを覆うカバーについて解説します。

室内型

ポリエステル3号帆布を使用したカバーです。カラーは白色のみです。
価格を抑えたい方におすすめです。

屋外型

ポリエステル6号防水帆布を使用したカバーです。
カラーは、赤・青・黄・緑の4色ございます。
防水生地のため、汚れたときには水拭きできるためメンテナンスや清掃しやすいです。

1枚物

一般的な長方形の形状のカバーです。

2つ折り型・3つ折り型

折りたためるタイプの体操マットのメリットは、小さくなり省スペースで保管できることです。

体操マットを使用しないときは、折りたたんで小さくしておけば、空いたスペースで他のスポーツを楽しめます。

特殊形状

一般的な体操マットは四角形ですが、丸形や台形などさまざまな形状で作成可能です。

部屋の形に合わせて体操マットを製作すれば、隙間ができずに安心して使用できます。

こちらは、オーダーサイズでソフトウレタンを、施設内の形状に合わせてカットしました。

SL様(静岡県富士市)に納品した事例です。

抗菌・抗ウイルス

抗菌・抗ウイルス性のある特殊な生地を使用したカバーを作ることができます。

衛生面が気になる方におすすめです。

ウレタンの体操マットを使うメリット


体操マットを使用することで、床へのダメージ軽減と防音効果を得られ、長期的なコスト削減が期待できます。
体操マットを使うメリットを詳しく解説します。

床へのダメージを減らせる

ウレタンの体操マットは、ボルダリングや体操などの活動中に床へのダメージを軽減し、床面を保護する役割を果たします。
その柔軟性と衝撃吸収性により、落下時の衝撃を和らげ、床材やフローリングの傷や損傷を防ぎます。

このようなマットの利点は、長期的な床のメンテナンスコストを抑えるだけでなく、安全性の向上にも貢献します。

防音対策ができる

ウレタン体操マットは、防音対策にも効果的です。
ボルダリングや体操の際に発生する着地音や足音を吸収し、周囲への騒音を軽減します。

このため、マットを使用することで集合住宅や共有施設などでは、静かな環境を維持することが可能です。

体操マット用ウレタンの選び方


体操マット用ウレタンの選び方を3ステップで解説します。

step1.ウレタンの硬さを決める

体操マット用のウレタンをソフト、ミディアム、ハードから選択ください。

・ソフト
価格が一番安いです。

素材は軟らかいため、着地時の衝撃を和らげたい方はおすすめです。

・ミディアム
ボルダリングジムで一般的に用いられているウレタンです。
着地の衝撃も適度に吸収し、丁度良い硬さです。
価格を抑えながらも、ウレタンの耐久性などの品質を求める方におすすめです。

・ハード
硬めで底付き感や沈み込みが少ないため、マット上の歩きやすさを求める方におすすめです。

ご希望の硬さが分からない時には、お気軽にお問い合わせください。
感触を確認するためのサンプルもお渡しできます。

step2.サイズを決める

体操マットのサイズを決めるポイント解説します。

(1)厚みについて

ボルダーでは。以下の計算式をもとに厚みのご提案をしています。

マットの目安厚み

={壁の高さ-使用者身長(一番小さい人の身長)}×10%

[実際に計算してみると]

Q. ボルダリングの壁「4m」を、身長「100cm」の子供が使う時の安心できるマットの厚みは?

A. マットの厚み

=(壁の高さ400cm-使用者身長100cm)×10%

=30cm

※上記計算式は、あくまでも目安であり、使用環境によって安全性は異なります。

そのため、安全を保証する数値ではございません。

参考程度にお考え下さい。

マットの厚みがどれくらいにしたらいいか分からない方は、お気軽にお問い合わせください!

(2)幅と長さについて

一般的には、ウレタンの原反サイズやカバーの規格サイズ以下で決定します。

ボルダリング壁の大きさ、部屋の大きさによっても異なります。

◆一般的なウレタンのサイズ一覧

ソフトウレタン
・1000×2000mm
・1200×2000mm
・1500×2000mm
・2000×3000mm

ミディアムウレタン
・1000×2000mm

ハードウレタン
・1000×2000mm

ウレタンのサイズでご検討いただけると、コスト的にもお安くなります。

◆カバーの規格サイズ一覧

・1000×2000mm
・1500×2000mm
・2000×3000mm
・3000×3000mm
・2000×4000mm

 

上記カバーの規格サイズ以外のオーダーサイズも承っております。

お見積もりの際には、ご希望のサイズを教えてください。

◆壁からの奥行きについて

ボルダーでは奥行きの目安を「1000mm以上」、または、「壁の高さの1/3以上」でお願いしています。

あくまでも目安となりますので、一番危険な落ち方を想定して奥行きを決定してください。

◆壁と並行する長さについて

ボルダーでは長さの目安を「壁の長さ以上」、または「+20~30%以上」をお願いしています。

こちらも、あくまで目安となりますので、一番危険な落ち方を想定して奥行きを決定してください。

◆実際に使う場面を想定してみる

例えば、壁の広さが「3m」、高さ「3m」の屋内、使用者身長「1m」の場合を想定します。

・案1 200×1500×2000mm

2枚(規格サイズ)

・案2 200×1000×2000mm

2枚(規格サイズ)

・案3 200×1500×3000mm

1枚(オーダーサイズ:中身のウレタンは貼り合わせ)

step3.カバーの種類を決める

(1)カバーの素材

カバーの素材は、屋内用と屋外用で2種類ございます。

[屋内用マット]

屋内用は、3号帆布を使用しており、カラーは白のみです。

屋外用に比べて価格が安いです。

[屋外用マット]

屋外用は、ポリエステル防水帆布を使用しており、防水性が高く、汚れたときには水拭き等で拭き取ることができます。

カラーは赤・青・黄・緑の4色ご用意しております。

(2)構造

カバーの構造は、通常の板状・2つ折り・3つ折りの3種類ございます。

自宅用で使わない時に、スペースを確保したい方は、2つ折りや3つ折りがおすすめです。

横長のクライミングウォールを使用する時に、「1枚のマットでは長さが足りない…」そんな時に重宝するのがマジックテープ加工。

カバー自体にマジックテープ加工を施すことができますので、マット同士にすき間を作りたくない方におすすめです。

(3)機能性

カバーの素材には、抗ウイルスや抗菌タイプの商品もございます。

安心してお使いいただくための1つの選択肢として、ご検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ


体操マットを選ぶ際には、ウレタンの種類やカバーの適切な選択が重要です。

ソフト、ミディアム、ハードの3種類のウレタンがあり、それぞれ異なる用途に適しています。

また、ウレタンのサイズやカバーの種類も重要で、使用環境や好みに合わせて選ぶことが大切です。

ウレタンの体操マットを使うメリットは、床のダメージ軽減や防音効果などがあります。

選び方のポイントを押さえて、安全で快適な体操環境を整えましょう。

体操マットの購入について、お困りごとありましたら、お気軽にお問い合わせください。